血圧が気になる人のための“減塩”だけじゃない食事法
塩分だけじゃない、高血圧対策に大切な栄養素
高血圧対策というと「塩分を減らすこと」がよく言われます。
もちろんそれも大切ですが、同時に「排出する力」を高める栄養素も欠かせません。
私自身、塩は最近6年ぶりにようやく買ったほど、日常的な使用量はごく微量です。
最近購入したのは、モンゴル産の天然塩。ミルで数粒ひくだけで、料理に深い旨味が生まれます。
クライアントの方々にもよくお話ししますが、塩を選ぶときは「ナトリウム量」を見てください。
ナトリウムが少なく、カリウムやマグネシウムなどのミネラルバランスが良いものは、体にやさしく、味にも深みがあります。
そして、カリウム・マグネシウムは、体内の余分な塩分を排出する役割も担っています。
アボカド、バナナ、納豆、緑黄色野菜などは、手軽に取り入れやすい食材です。
“控える”だけでなく“選んで摂る”ことも意識してみてください。
知らないうちに摂りすぎている“隠れ塩分”
食塩を控えているつもりでも、実は“隠れ塩分”を多く摂ってしまっていることがあります。
例えば、
- 食パン1枚には約0.8gの食塩が含まれています。
- カップ麺1杯では、スープまで飲むと約5gに達することも。
厚生労働省の目標では、
- 成人男性の食塩摂取量:1日7.5g未満
- 成人女性の食塩摂取量:1日6.5g未満
さらに高血圧の予防には、6g未満が望ましいとされています。
ところが実際には、
- 男性:約10.9g
- 女性:約9.3g
と、かなりオーバーしているのが現実です。
成分表示を確認するだけでも、摂取量の把握と改善に役立ちます。
まずは「知ること」から始めましょう。
“あえて”書きます。素材の味を楽しむことの大切さ
あえて言います。
「素材が美味しければ、味付けはいらない」。
きっと誰もが一度は聞いたことがある言葉ですが、本当に実践している人は意外と少ないのではないでしょうか。
私は、野菜を“サプリメント”のようにとらえて毎日食べています。
自然栽培のにんじんや、朝採れのトマトなど、素材が持つ力は驚くほど強いものです。
ほんの少しの天然塩とオリーブオイルだけで、心も体も満たされます。
“美味しくて体にやさしい”は、両立できるのです。
まとめ
血圧が気になったとき、ただ塩分を減らすだけではなく、
どんな塩を使うか、何を一緒に食べるかまで意識することが大切です。
- ナトリウムを抑え、カリウム・マグネシウムをしっかりとる
- 隠れた塩分に気づき、素材の味を引き出す食べ方に変える
それは、決して難しいことではありません。
ほんの少しの“選び方”と“気づき”が、あなたの体と未来を守る力になります。
今日の食事から、健康習慣を始めてみましょう。


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