【知識を持てば、食はもっと自由に】チーズと認知機能の意外な関係
こんにちは。健康コンサルコーチ🄬の大熊まゆです。
昨日、久しぶりに白カビのイベリコソーセージをいただきました。
とても美味しくて幸せな時間だったのですが、ふと以前読んだある研究を思い出しました。
日本人女性における「チーズの摂取と認知機能」の関連
これまで、認知機能の低下と食習慣との関連については多くの研究が行われてきました。
ですが、意外にもチーズの摂取にフォーカスした研究は少なかったのです。
そんな中、2024年に国立長寿医療研究センターから興味深い報告がありました。
【研究方法】
- 対象:65歳以上の日本人女性 1,035人
- 内容:チーズの摂取量・種類と認知機能との関連を調査
- 認知機能評価:ミニ精神状態検査(MMSE:最高スコア30)を使用
この検査では、集中力、記憶力、言語能力を評価し、認知症の有無や進行程度を判定します。
【研究結果】
チーズの摂取により、認知機能スコア(MMSE)に統計学的な有意差が認められました。
- チーズ摂取あり:28.4点
- チーズ摂取なし:27.6点
さらに特筆すべきはカマンベールチーズの摂取者:
- カマンベール摂取あり:28.7±1.4点
- 摂取なし:28.3±2.0点
加えて、統計処理の結果、認知機能に影響する重要な因子として以下が挙げられました:
- カマンベールチーズの摂取(オッズ比:0.448)
- 年齢
- 通常時の歩行速度
- 機能的嚥下障害スクリーニングテストスコア
カマンベールチーズを食べていた人は、食べていない人に比べてアルツハイマー病発症リスクが半分に低下していたという驚きの結果です。
時には「嗜好品」として楽しもう
「え?チーズって脂肪が多いから控えたほうがいいんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、何事もバランスが大切。
でも、知識を持った上で、自分に合ったものを選び、原材料をしっかり見極めれば、食事はもっと自由で楽しいものになります。
例えば、添加物の少ない自然発酵のチーズを選ぶ。原料や製法を知る。
そんなちょっとした意識だけで、安心して色々な食材を楽しめる世界が広がります。
まとめ:知識が「安心」と「自由」をくれる
白カビのイベリコソーセージを楽しんだひととき。
そして、チーズと認知機能に関する最新研究。
どちらも、私にとって「食べることを楽しむって素敵だな」と改めて感じさせてくれました。
健康を意識するあまり制限ばかりしてしまうのではなく、知識を持って上手に選びながら、心から楽しむ。
これが、長く健康で幸せに生きるために大切なことだと私は思っています。
これからも、食と健康に関する「知ってよかった!」と思える情報をお届けしていきますね。
📚 出典・参考文献
- Suzuki T, et al. Nutrients. 2024;16:2800.
- 国立長寿医療研究センター公式発表より


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