アルコールと膵がん、そして健康寿命とQOLを守るために
こんにちは。健康コンサルコーチ🄬の大熊まゆです。
私自身、ワインが好きですし、お酒を楽しまれるクライアントさまも多くいらっしゃいます。だからこそ、アルコールが健康に及ぼす影響については、しっかりとエビデンスに基づいてお伝えするよう心がけています。
「お酒は百薬の長」と言われた時代もありましたが、今ではその見方は変わりつつあります。私自身も、毎年膵臓のエコー検査を受けていますし、健康を守るには「検査」と「知識」、そして「日々の選択」が不可欠だと実感しています。
今回は、2025年5月に発表されたWHO主導の最新研究を通じて、アルコールと膵がんの関係、そして「自分だけで頑張らない健康管理のあり方」について綴ります。
📊 最新研究:アルコールと膵がんリスクの「確かな関係」
世界保健機関(WHO)のIARCが主導した30の国際コホート研究(計249万人)によると、アルコール摂取と膵がんリスクには明確な正の相関が認められました。
- 1日30〜60gの飲酒でリスク12%増(HR:1.12)
- 1日60g以上では32%増(HR:1.32)
- 10g/日増加するごとに膵がんリスクは3%上昇
- ビールとスピリッツは明確な関連、ワインには有意差なし
- アジア地域では関連が認められず
「飲酒習慣とリスクの関係は、地域文化や飲む量・種類に依存する」
— Naudin S, et al. PLoS Med. 2025;22:e1004590.
この研究は、単に「飲酒を悪」とするのではなく、性別・量・飲み方・地域ごとの影響を客観的に明らかにしてくれました。
🧭 健康寿命を延ばすには「誰と」「どう」向き合うか
健康を守るには、知識や検査と同じくらい大切なのが、“一緒に見守ってくれる存在”です。
- 忙しい毎日の中で、つい後回しにしてしまう定期検査
- 自分に合った飲み方や食生活の「見直し方」がわからない
- 健康情報が多すぎて、何を信じればいいかわからない
そんなとき、あなたのQOL(生活の質)と健康寿命を一緒に見つめ、整える存在が必要です。
だからこそ、食を中心のコンサルコーチ🄬として、単なるアドバイスではなく、伴走者としてあなたに寄り添うサポートを大切にしています。
🔍 検査は「万が一」ではなく「毎年」の習慣に
私は毎年、膵臓のエコー検査を受けています。特に、40代後半〜50代以降の方には、「自覚症状がなくても検査をする」ことをおすすめします。
- 便潜血検査(年1回):大腸がんの早期発見に有効
- 腹部エコー:膵臓・肝臓・腎臓のチェックに
- 血液検査:肝機能・膵酵素・腫瘍マーカーなど
検査は「不安なときに受けるもの」ではなく、健康を守るための“安心の手段”です。
📚 参考文献
Naudin S, et al. (2025). Alcohol consumption and pancreatic cancer risk: a pooled analysis of 30 cohort studies. PLoS Medicine, 22:e1004590.